仁義メシお届け(5/27)3 : 日比さんの力
5月27日の飯舘村犬猫訪問レポートその3です。
■噛む犬タロウとポンちゃんと仲間たち
ポリポリ、ポンちゃーん
そう言えば、ポンちゃんも真顔族だね。
そんなことないわよ
ナデナデ、喜んでいるのは人ですよ。
・・・
あくびに気を取られがちですが、ボディが丸すぎます。
お腹がポンポンだから、ポンちゃんなわけではありません。
顔に日本列島のような模様があるから、ポンちゃんです。(仮名です)
急激になつっこくなっている。いいこといいこと。
Izumiさんいわく、前回このお宅で日比さんとともに給餌をしたのがきっかけとのことです。
猫たちの日比さんへの信頼を、おすそ分けいただいたかのようです。
このキジトラさんも、前回から触れるようになったんだって。
オレ触ってない、いいな。
この三毛さんは、まだ触れない。触れないけど距離は近くなっています。
日比さんが積み上げてきたものの大きさを感じます。
猫たちと仲良くなりたいところなのですが、タロウがうるさいワンワン。
写真では伝わる訳ありませんが、もう本当にうるさいんですよ。
わかったワンワン、散歩に行こうぜワンワン。
ブログの更新を休んでいる間に、実はタロウと散歩に行けるようになりました。
この日がタロウとの3度目の散歩です。
冬から少しずつ関係を築きはじめて、やっと散歩に連れて行っても大丈夫と確信が持てたのが1ヶ月ほど前のこと。
もちろん、僕だけが築いたものではなく日比さんをはじめとした多くのボランティアの方たちの積み重ねがあっての今です。
週に何度かでも楽しいと感じられる時間があることが、少しでもタロウへの償いとなっていればいいなと思います。
草むら突入、ビショビショ、ニコニコのタロウ選手。
意外とかわいいかもねー
ウハウハすぎて、うまく写真が撮れませんでしたので散歩写真は一枚のみ。
ですが20分くらい散歩しましたよ。
帰宅したらメシ。ニコニコ。
わかりにくいですが、タロウに顔をなめられてます。
もう怖くない。
人を噛むことがあるというタロウ、最初はやはり恐れを感じていました。
しかし、訪れる度に少しずつ距離が縮まりましてねー、今や近すぎるほどに。よだれ臭うし…笑
仁義メシとしてお持ち寄りいただいたホネホネを、タロウはいたく気に入って夢中でバリボリ。
ホネホネに血がにじむほどにバリボリ。
仁義ギフト。略してジンギフトと呼ぶそうです。
茶トラくん 笑
おじいちゃん的なその顔は、とてもかわいいと思います。
ナデナデ、喜んでいるのは人ですよ。
また来てなbyポンちゃん
今日は満足ですby茶トラくん
またね。
あ、三毛ちゃんも見送ってくれていた…
もう来るな、とは言ってない。こんな顔していてもね。
来るなと言われても来るけどね。
またね。
■親子猫・西側
茶トラ選手のみ
白猫親子は不在。
■親子猫・東側
遠くに白猫。子ども猫ですね。この子は距離は遠いけれどよく姿を見せてくれます。
近づいてこないので、そおーっと近づいて行きます。
クビ長くんになってます、かわいいね。
意外と近くまでいけました。
あどけない子猫の面影を強く残しています。
このお宅に通い始めた当初はまったくといっていい程、猫の姿を見ることはありませんでした。
しかし、最近ではほぼ毎回この白猫が姿を見せてくれるようになりました。
猫に会えるかどうかは単にタイミングの問題かもしれません。
しかし、人が訪れるとおいしいご飯が食べられることを覚えてくれていて、車の音に気がついて姿を見せてくれるようになったとも感じられます。
日比さんもこのお宅には頻繁に立ち寄られています、簡単ではないけれど積み重ねればなんとかなるのなら…
どこまで距離を近づけられるのかわかりませんが、いつか仲良くなれたらいいなと思います。
後で食べてね。
■ゴンの納屋
いまだ猫の気配すら感じたことがない場所
しかし、日比さんは何度か猫を目撃しています。そして、ウェットはいつも空になっているし、ドライにも猫が食べた痕跡が残っていることがあります。
近くの池に睡蓮。
人知れず開いても、その美しさは変わりません。
■ある猫の家
モフモフ
人の姿を見つけると、屋根の上からドタンバタンと急いで降りてきてくれました。
人恋しいよね。
お腹も空いているよね。
この地区では除染がそこかしこで進められています。
このお宅の除染がはじまったら、猫の居場所がなくなってしまうかもしれません。
[つづく]
■写真展のお知らせ
『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』
会期|2014年 4月23日(水)~6月8日(日)
※会期が延長になりました。
@ ギャラリー・エフ 浅草[HP]
東京都台東区雷門 2-19-18 [地図]
12:00~19:00(最終日は17:00まで)|火曜休
※水曜日のみ20:00まで
入場無料(犬か猫のフード1品をお持ち寄りください[任意])
※フードのお持ちよりは任意です。フードをお持ち寄りいただかなくても展示はご覧になれます。
村の犬猫にあの子にこれを食べさせてあげたい、そんな気持ちをお持ちいただけましたら、ぜひフードをお持ち寄りください。
自分の犬猫とかわらない存在として、彼らを想っていただけたらうれしく思います。
※フードは飯舘村の犬猫に届けさせていただきます。
[写真展詳細@ギャラリー・エフHP]
[フードについて・ウマいメシお品書き]
▼猫撮るブログ内のお知らせ記事もよろしければご覧ください。
写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』@東京・浅草(4/23~5/26)
最後までご覧いただきありがとうございました。
またのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
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