7ヶ月ぶりの再会&展示のお知らせ
最近、意外なところでご縁がつながりました。
先日、僕が若かりし頃の会社時代の先輩から、久しぶりにご連絡をいただきまして…
何事かと思いきや、里親募集型猫カフェ「ネコリパブリック東京」さんをやっている方をご紹介くださると。なんと同じ会社出身の方だそうで…全くの畑違い方向からのご縁に少々驚きました。
というのも、以前よりネコリパブリック東京に行きたいと思っていたのです。そこには飯舘村出身の「稲穂」くんが暮らしています。稲穂くんは、僕が保護した「米太郎」と「いね」の親戚です。米といねがいたお宅の数軒となりを餌場にしていました。
米太郎と似ていますね!
ぼく、こめたろうです
稲穂くんは今年5月まで、福島県飯舘村で暮らしていました。他の猫を狙って仕掛けられた捕獲箱に入ったことから、彼の運命は動き始めました。
彼の故郷に明るい未来は見えていません。少なくとも僕の目にはそう映ります。
稲穂くんの暮らしていた庭。
猫には生きづらい時間が流れています。人が運ぶフードが命綱ですが、野生動物に奪われることも少なくありません。猫が野生動物に襲われることもあります。飯舘村に暮らす飼い主のいない猫の行く末は見えています。
東京にきて3ヶ月ほどで、稲穂くんは触れる猫に成長していました。社会の片隅で名も無き猫として消えずに、彼はこれから出会う家族の宝物になる日を待っています。
稲穂くんに手を差し伸べた方たちを僕は存じ上げています。みなさまの行動に敬意を表します。
一匹の猫の世界が変わったとしても、私たちの社会が微動だにしないのは承知しています。
しかし、一匹の猫が誰かを変えるきっかけになるかもしれません。細部を疎かにしていいとも思いません。できることは限られていても目の前にあります。
稲穂くんのがんばりに報いるためにも、僕は彼の通ってきた道をみなさんにお伝えしたいと思っています。
というわけで、ネコリパブリック東京さんのご厚意で9月中旬以降に稲穂くんの写真を展示させていただくことになりました。ただいま鋭意準備中です。
■「第一回 ねこまつり at 湯島 ~猫でつなぐ湯島のまち~」
期間:2015年9月18日(金)~27日(日)
猫が似合うまち、下町情緒漂う湯島の片隅 清水坂の店舗が協力して行う猫ざんまいな10日間。
シルバーウィークはぜひ湯島で「見る・買う」「体験する
(第一回 ねこまつり at 湯島 ~猫でつなぐ湯島のまち~ Facebookページより抜粋)
http://www.facebook.com/events/867167379998569/
ネコリパブリック東京さんで家族との出会いを待つ猫たち
9月は横浜でも展示をします。
詳細はまた後日。
まるまるとうたのことも書きたいし…
飯舘村にも行きたいな…
最後までご覧いただきありがとうございました。
またのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
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