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子猫を拾いました カンパのお願い

保護猫

交通事故に遭った子猫を拾いました。
生後3ヶ月くらいの白黒きれいにハチワレくん。
名前はまだない。
子猫は酷い目にあってかわいそうですが、これは明るい話題です。
生きて出会えて幸運でしたし、彼は快方に向かっています。

■保護経緯
2018年11月13日午前2時台。飯舘村の犬猫を訪問した帰り道。
福島県いわき市内国道6号線のセンターライン上に、子猫はいました。

この日は、千葉県在住のボランティア「ジュピター」さんと一緒でした。
ジュピターさんは、震災直後から被災地に毎週のように通われている方。
前の週、ジュピターさんの車が使いものにならなくなり、急遽同行を打診されての飯舘村訪問でした。

「どうする?」と言いながら、速攻で車を停めるジュピターさん。
「これは行くでしょ」と、車を降りた私は「動くなよ動くなよ」と念じつつダッシュ。
1台前のトラックも私達の数十メートル前方に停車、運転していた方が駆け下りてきました。

猫の顔と前足、そして地面に鮮血。
線上で固まっている子猫を抱きかかえました。
生きてる、でもほとんど動きません。
「家も猫いるから、ほっとけなくて」と駆け寄ってきたトラックの運転手さんは不安げ。
「病院に連れて行きます」
「よろしく」
車に乗る段になり、子猫ジタバタ。逃がすものかと必死に子猫を押さえつつ、生き延びてくれるかもと希望を感じました。

毛布を敷いた箱に、子猫を寝かせ車を走らせます。
「子猫は温めないと」とジュピターさん。
エアコン設定28度、「暑い…」
途中ちょこちょこ箱を覗き込みながら…

「いない…」

やつが消えました。

コンビニに停車して捜索すること2分くらい。
後部座席の物陰で丸くなっている子猫を発見。
動けるから、手足や体は無事かもと希望が膨らみました。
コンビニでいただいたダンボール(底をテープで補強してくれたコンビニの方、ありがとうございました)に、子猫を移す際に「シャーッ」。更に希望が膨らみます。

道中、泥のように眠る子猫。
再び、不安に。
生き延びられるのか?
とにかく千葉市内のジュピターさん掛かりつけの動物病院へ。

顎の骨折。骨が押し込まれるように変形していました。
正面から顔をぶつけたのだろうとの、先生の見解。
診察台で息が荒くなってしまったため、診察は中断。
入院することになりました。
顎以外の外傷や健康状態の検査治療は、子猫の様子を見ながら進めていただきます。

 

■経過
2日後、入院中の子猫を見舞ってくれたジュピターさんより。
「翌朝から、もりもり食べている」
「看護師さんにかわいがってもらっている」
「かわいい顔した子ね、と先生に褒められた」
快方へ向かっているものの、まだまだ子猫の体調は万全とは言えないようです。
事故とは別に、半年近い外での暮らしでそれなりにダメージは受けているはず。
とにかく、生死の境からこちら側に来てくれたのは喜ばしいことです。

体力の回復を待ち、顎の手術や家猫になるための初期医療を進めていただきます。
入院が長期になりそうです。
私は遠方に住んでいるため、先生とジュピターさんに子猫を当面の間お任せすることにしました。

 

■私のはなし
交通事故に遭った子猫を拾い、自分のことを赤裸々に語る日が来るとは思っていませんでした。
今、私は人生の中でもキツイ時期にいます。最悪は抜け出しています。
2年ほど前に、猫11匹と私での暮らしがはじまりました。
直後に2匹の猫の闘病がはじまり、およそ1年続きました。
生活費に加えて猫の医療費を稼ごうと必死でした。
しかし、毎月毎月マイナス。働いても働いても赤字。借金だより綱渡りの日々。
出口が見えなくなっていました。
これ以上書くと、明るい話題に水を指してしまうのでやめようやめよう。

自分を客観的に見れたのが幸いでした。
自分を変えなければ、大変にマズイことになると思っていました。
思い切って、イヌとネコとヒトの写真館の作りました。
原発被災地の犬猫に関する活動にも、再び力を注ぎはじめました。
若干強引な軌道修正でしたが、光明が差しはじめたのが2018年です。
長くてすみません。
しかし、この2年余りで恥ずかしながら、私の暮らしは厳しいものとなっています。
全ては私に責任があります。だから、何事も自分で責任を負える範囲でやろう、そう思って過ごしてきました。
原発被災地への訪問頻度を減らしたのも、猫の保護譲渡から遠ざかったのも、それ故です。

今回、子猫と出会わなければ、しばらく猫の保護は避けて通ろうと考えていました。
自分に命を預かる力も気力もないと感じていたからです。

しかし、人として子猫を見過ごすことはできませんでした。

■カンパのお願い
大変恐縮ですが、子猫の医療費のご支援をお願いできませんでしょうか。
長期の入院と手術、各種検査治療で近々ある程度まとまったお金が必要となります。
せっかく出会えた命。近い将来、彼にはピカピカの家猫になって欲しいです。
彼が終の棲家を探す旅路は、まず健康を取り戻すことからはじまります。

犬猫にフードを届けたり、猫を保護譲渡もしていますが、私はカメラマンです。
被災地で撮影した写真でお金を得ることもあります。
そのため、これまで基本的に支援を募らずにきました(例外はあります)。
今回も、現在販売中のカレンダーの売上で、医療費を賄おうとも考えました。
しかし、今回はみなさまのお力なくして、子猫を救うことができそうにありません。
子猫にあなたの優しい手を差し伸べていただけましたら、うれしく思います。

■カンパ振込口座

○郵便振替
10070-83055481
カミムラ ユタカ

○他の銀行からお振込みの場合
ゆうちょ銀行
〇〇八店 8305548
カミムラ ユタカ

※収支報告は、私が責任を持ってこのブログで行います。

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