なんとなく(6/24)2:再会

6月24日の飯舘村犬猫訪問レポートその2です。

■ムク

Izumiさんお気に入りの男。
個性的な顔の模様、そして真顔。

久しぶりの再会に胸踊らせて敷地に車を停めるも姿なし…orz

「遠くに猫がいる、ムクーーー、ムクーーー」とIzumiさん

こいつが来た(笑)
先ほど会った見まもり隊のお父さんの飼い犬「ラッキー」。
でかいよ!
50kgくらいって言っていたような気がします。
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そして、ムク。
遠くからテケテケテケテケやってきます。
もちろん真顔です押忍。
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到着。
豊かな自然の中を自由に駆け回る幸せな猫。
そんな写真、放射能さえなければ。
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ムクが走ってきた方向のもっと先では、除染が行われています。
村のそこかしこで目に入る黒い袋、中身はもちろん放射性廃棄物です。
行き先の決まっていない核のゴミ。10万年も100万年も管理が必要といわれるシロモノです。
どうしますねん、本当に。
でも、核のゴミは原発や核燃料サイクルがある限り出続けます、たとえ事故が起こらなくてもね。
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「オレについてこいよ」
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我慢できず抱っこした人。
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この後、敷地内でムクvsラッキーのにらみ合い勃発。
10倍くらい大きなラッキー相手に一歩も引かないムク、男だね。
最後は、庭に張られた電柵(触ると電気ビリビリ)に触れたラッキーが「キャイ~ン」と言って逃げて行きました。
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戦いの後のメシ
この後ウェットも食べなすった。
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ムクの妹分の三毛猫のチャビちゃん。(どこかに写ってる)
なつっこくないので草むらに逃走。
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僕らの来なかった5ヶ月の間、ずっと変わらず生きていたムク。
僕らと同じだけの時間が彼にも流れています。

 

■マメ

お次は、これまた久しぶりの再会のマメです。
写真展「Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち」では、メインキャラを見事に務めてくれました。
「マメ、ありがとね」
最近はあまり着ていなかったけど、これからはまたちょこちょこ会いに来るからね。

いつものように母屋の方からテケテケ登場して、ゴローン
モフられる
よかったね
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かわいいマメを見ていると忘れてしまうことが多いのですが、南部は村の中でも汚染の濃い場所。
マメの家の敷地でも地上約1mで3マイクロシーベルト毎時超です。
東京はおおよそ0.1から0.15程度ですから、20~30倍以上の放射線量率です。
ちなみに人が住んでもいいとされる数値は0.23マイクロシーベルト毎時です、これで年間1ミリシーベルトの被ばくとされています。
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顔マッサ
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僕も抱っこしました。
久しぶりの生マメ。
やっぱりかわいい。
元々なつっこい猫ですが、時間の経過とともによりなつっこさを増しています。そのことが、彼が過ごす時間がどのようなものかを教えてくれます。
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不機嫌そうに見える顔がデフォルトです。
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マメは何を考えていんだろう?どんなことを感じているんだろう?
大好きなおじいちゃんにたまにしか会えないマメ。
たまに人が来てもすぐに帰ってしまい、またひとりぼっちになる。
もしも、あなたの猫がマメと同じ境遇に置かれたら…そう想像してみてください。
マメのこと、飼い主さんのこと。
それが、今も原発被災地である飯舘村の人と犬猫の日常です。
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■黒柴チビ

あれー、ずいぶん人を歓迎してくれるようになったね。ニコニコですね。お久しぶりー。
以前は、人が来ると激しく威嚇したり、棲家の中から外の様子を伺ったりだったのにね。
これも繰り返し繰り返し人が訪れることで変わった、人と犬との距離感ですね。

大きく変えることはできなくても、こうしてひとつひとつ小さな変化を生み出していくこと。
その先にはきっと希望があると信じたいです。
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男苦手のチビなので、散歩はIzumiさんにお任せします。
いってらっしゃーい。
チビ、ウハウハですね。
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おかえりなさい。
いい笑顔。
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見まもり隊のおじさんから、チビが子犬産んだと聞きました。
子犬たちはもう保護されたのでしょうね。
人の住めない村で生まれる新しい命…素直には喜べない。

 

■杉林の家

こちらもお久しぶりの訪問です。
フードはすっからかーーーんでした。
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クルッポだ!
このお宅には2012年に村に通い始めた頃から来ていますが、この子もどんどん人なつっこくなっています。
それは彼らがこの地で生きていくには強い武器になりますので、喜ばしいこと。
でもね、生きるための変化だとしたら切なくもある。
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待ちきれない男。
外猫まるまると同じくらいのサイズ感。なんとなく親近感が湧きますね。
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相棒のスミダ。
口がとても痛そうです。痛いのもあるようですが、異物感があるのでしょうか…しきりに口のあたりを気にしていました。
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お初にお目にかかる三毛猫さん。
日比さんのブログで、ここに居ついたことは知っていました。
人があまりすきじゃないのね…
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口の痛そうなスミダにはカロリーエースで溶いたウェットフードを。
一生懸命食べてくれました。
どんな状況でも生きることを諦めない動物たち、それは本能なのでしょうが、彼らのその諦めなさにどれだけ人は救われているのだろうかと思います。
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クルッポもガツガツ、お腹すいてたよね。
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クルッポ食後。
たくましく生きる彼らの姿に救われます。
そんなこと言って、自分が癒やされてる場合じゃないのは百も承知ですが…
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この後、役場で日比さんとお会いする。
時計の針は14:30、お昼と呼ぶには遅い時間。
後半戦が思いやれます…最近のパターン(笑)

 

■まがりとふさ

まがり、居た。
この「そう簡単に仲良くしてやらないよ」的表情がとても好きです。
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まがりはカリカリ好きなので、少量を置いてきました。
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またね。
終始この表情崩さず、しかし終始遠くには行かず。そのうち仲良くなれそうな気がしますね、なんとなく(笑)
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つづく

 

■お知らせ

上村雄高写真展『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』のポストカードのネット販売をはじめました。
飯舘村で撮影した犬猫たちのポストカードです。
7枚セットが2種類、各1000円です。
ポストカードは写真展の会場だった「ギャラリー・エフ浅草」と私のネットショップ「猫撮る商店」のみでの扱いです。
よろしければご利用ください。

>>猫撮る商店はこちらよりどうぞ

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最後までご覧いただきありがとうございました。
またのお付き合いを、よろしくお願いいたします。

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