「おーあみ避難所」が毎日新聞PhotoJに掲載されました
毎日新聞社のiPad向けデジタル写真誌『PhotoJ』
2013年2月1日発売号に
『猫仮設「おーあみ避難所」』
を掲載していただきました。
おーあみ避難所や大網さん(福島原発20km圏内 犬猫救出プロジェクト)宅で暮らす、原発事故の被災地で保護された猫たちを、上村雄高が撮影した29枚の写真と4つのストーリーで紹介しています。
今回は、7匹の猫が登場します。
●「クー」と「パンダ」の子猫の兄妹(保護地:浪江町)
原発事故後に、人のいなくなった町で生まれた兄妹猫
●「みけふわふわ」と「チャシロン」の親子猫(保護地:飯舘村)
村民の避難生活が長引くなかで、飼い主と離ればなれになった親子猫
●「ツミ」(保護地:飯舘村)
厳しい寒さやエサ不足、過酷な環境から救い出された若いメス猫
●「あっか」と「モナカ」(保護地:浪江町/大熊町)
人からエサをもらっていたあっか、飼い猫モナカ、事故から1年半以上がたった2012年秋に警戒区域で保護された2匹の猫
猫たちの保護当時の様子と、今の暮らしぶりを比べながら、
原発事故の被災地で猫たちの身に起こったこと、起こっていること、
そして、大網さんやおーあみ避難所のことを紹介しています。
iPadをお持ちの方は、ぜひご覧になって下さい。
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おーあみ避難所では、現在約60匹の猫たちが暮らしています。
僕が、はじめて訪れた2011年9月には20匹ほどでした。
原発事故から、もうすぐ2年が経とうとしていますが、動物たちの問題はいまだに解決していません。
今も住人が避難した町で、生き続ける命があります。
そして、これまでに保護された命を守り続ける人たちがいます。
しかし、時の流れとともに、世の中の被災地への関心は薄れてきています。
おーあみ避難所では、保護猫の数が増えるにしたがい、フード、猫砂などの物資、医療費の負担が増え続けています。
しかし、逆に支援は減ってきているといいます。
動物たちの命と向き合い行動をする人たちが、大きな負担を背負っているのが現状ではないかと思います。
しかし、この問題はみんなで取り組み、解決を目指すべきものだと、僕は考えています。
また、そうでなければとうてい解決への道は開けないだろうとも考えいます。
原発避難区域の動物の問題が、もっともっと多くの人の知るところとなり、
ひとりでも多くの方が問題と向き合い「みんなで命を守っていく」、そんな動きが広がることを願っています。
【ご支援のお願い】
おーあみ避難所では、エサや猫砂などの物資、医療費やシェルター維持のための支援金を必要としています。
また、猫の里親さまも常時募集中です。
詳細は、おーあみ避難所(福島原発20km圏内犬猫救出プロジェクト)ホームページにてご確認ください。
ご協力をお願い致します。
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