ミクとうたまる@おーあみ本家
福島原発20km圏内犬猫救出プロジェクトの「大網直子」さんの自宅には、猫白血病ウイルスキャリアの猫だけが暮らす部屋があります。
数を聞くのを忘れましたが、現在10匹以上いるはずです。
本日は、その中から「ミク」ちゃんと「うたまる」くんをご紹介します。
「みんなすごく仲が良いの。そういう性格だから猫白血病ウイルスも感染したんじゃないかって思っちゃうくらい。みんな人懐っこいし、白血ルームは楽しいよ~」
大網さんが、少し冗談交じりの口調で言っていたのが印象に残っています。
「こんなにかわいいのに、猫白血病ウイルスキャリアの子は里子にでないんだよね」
最初にその言葉を聞いた時、そりゃそうだろうなと思いました、正直。
「だって、ミクちゃんなんてこんなにかわいいし、人懐っこいんだよ」
確かにかわいい♡
「一匹飼いの人とか、先住猫も猫白血病キャリアのお家だったら、大丈夫じゃない」
確かに…
そして、発症しなければキャリアじゃない猫と何もかわらんですばい。
「みんなかわいいから本当は全部飼いたいんだけど、里子に出ればここより幸せになれると思うの」
いかんせん数が多く一匹一匹にかけられる愛情も時間も、どうしても限られてしまいます。
大網さんの愛情のこもった本心からの言葉だと思うんです。
誤解されると嫌なので書いておきますが、大網さんが猫白血病ウイルスを軽く見ているとか、そういうことではありません。
ましてや、誰かに猫を押し付けようということでもありません。
多くの猫白血病ウイルスキャリアの猫を保護していますから、健康リスクについては重々承知しています。
もし里子にでた場合に、里親さんに負担がかかる可能性があることも理解しています。
しかしそれもこれもわかった上で、猫白血病ウイルスキャリアの猫も、そうでない猫と同じように幸せになって欲しいと願っています。
僕が、この記事を書いている目的を正直に書いてしまいます。
猫白血病ウイルスキャリアの子でも、幸せにしてくれる人はいませんかー
と呼びかけるためです。
しかし、正直なかなか難しいだろうなとも思っています。
だって、僕だってやっぱり条件が揃っていたとしても、猫白血病ウイルスキャリアの猫を選ぶかは疑わしいですから…
でも、やっぱり彼らにも最大限の幸せを手に入れて欲しいんですよね…
非常に勝手なことを言っているのはわかっています…その点は弁解の余地はありません。
でも、敢えてこのことを書いたのは、
猫の保護には、猫白血病ウイルス感染の問題が必ずついてまわっていて、
今はごくごく一部の人たちが負担を背負っている現実があることを、知って欲しかったからです。
問題とか負担とか言うと、猫白血病ウイルスキャリアの猫たちに申し訳ないのですが、
人間の視点から見ると特に隔離するスペース、そして何かあった時の医療費など多くの問題と負担があるのは現実です。
「じゃぁ、猫白血病ウイルスキャリアの猫は保護するなよ」という考え方もあると思いますし、それを否定するつもりはありません。
でも、ウイルスを保有していない猫と区別することなく、猫白血病ウイルスキャリアの猫の幸せを願い行動している人がいるならば、僕は協力したいと思うのです。
もしも
「猫白血病ウイルスキャリアの子の里親になってもいいよ」
という方がいらっしゃいましたら、本当に本当にご検討いただければうれしく思います。
※猫白血病ウイルスキャリアであることのリスクについては諸説ありますので、納得いくまで調べてみて下さい。
ということで、まずはかわいいミクちゃんのご紹介です。
「ミクです♡」
ミクちゃんは、福島市内出身です。
衣装ケースに入れられ布を被せられ、さらに紐でしばって上に石を置いて…
確かそれくらいひどい捨て方をされていたと聞きました。
しかし、運良く発見されて保護されて、
縁あって大網さんの家に来て、人を恨むこともなく元気に暮らしています。
でも、大網さんが言っていたんです…
「前はもっとベタベタに懐いてきたのに、最近のミクちゃんはちょっと遠慮がちなの」
うん、遠慮がちに餌入れを覗いてるね♡
注目→シッポの先が茶トラでオシャレです♡
日常生活に支障は全くありませんが、右前足の手首の上あたりが曲がっています。
ミクちゃんは、まだ1歳になるかならないか位の若い娘です♡
うーんかわいい♡
よろしくお願い致します。
ピンときた方はおーあみ避難所までご連絡ください。
さあさあ、お次は「うたまる」くんのご紹介です。
大網さんの大のお気に入りです!
うたまるでござる。
うたまるは飯舘村の出身でござる。
上村家で暮らす黒白4姉弟のお母さん「うた」ちゃんの家で保護されたでござる。
今年の2月に突如うたちゃんの家にあらわれた謎の猫でござる。
飯舘村で犬猫ボランティアをしている友人の「ねーねー」さんのブログで、はじめてうたまるの存在を知りました。仮名は「じろう」でした。
「フードの袋に飛びかかって来た子は初めてでした」
うたまる衝撃の初登場→ねーねーのブログ
やたらと人懐っこいでござる。
マニア向けでござる。
大網さんいわく
「ブサカワとかじゃなくて…」
「ブサよね~♡」
「うふふ♡」
うたまるをいたく気に入った大網さん…うれしそうすぎる…
そして、2週間後
「おっす、オレうたまる。神奈川に引っ越してきたぜv」
口内炎が酷そうだったのが保護した大きな理由です。
うたちゃんの飼い主さんにも承諾いただいてます。
「ブサよね~♡」
大網さんの家に行く度に自慢されます…
うたまる氏、やたらと人懐っこいでござる。
里親さん募集中でござる。
大網さんいわく「日本中で3人くらいは、うたまるを欲しいっていう人いるんじゃない」
すくなっ・・・そこまでマニアックなのかうたまる(笑)
3人のうち1人は大網さんだし、あと2人か。
探し当てるの難しそうだなぁ。
マニアな方、よろしくお願い致します。
ピンときた方はおーあみ避難所までご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
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