14/8/1 飯舘村 猫撮るレポート4:小夜ちゃんまたね
まだ、蕨平にいますよ。
■交差点の家@14:20
雨が小降りになってきました。
中断していた除染作業も再開するようです。
給餌BOXの中に猫の影、僕の姿に気づき給餌台の上に登った君は「ウルイ」さんだね。この前も会ったね、元気そうでよかったよ。
近づくと身を引く、でもご飯をくれる人と思っているのかダッシュで逃走はしない。
あ、またそこに登ったね。
左目から流れる目やにが気になります。でも、目薬をさせるほど人との距離は近くありません。
なつっこくない猫の不調は自然治癒に任せるしかありません、ずっとこうやって生きてきたんだからと思うしかありません。
警戒するも逃げず。きっと食いしん坊が勝ってるんだね、意外とかわいいかもしれないね。
旨々ウエットとカリカリを補充して次へ向かうことにします。
人がいなくなったら食べてねー@14:35
■栗の碑バス停
この日も「フキ」はお留守でした。
おーい、どこいったんだよ?食いしん坊さーん。
■柵ワンコと3匹の猫たち@15:15
飼い主さんのケアが良いと聞いていましたので、寄らなくてもいいかなと思いましたが、せっかくここまで来たのでね。
こんにちは、三毛さん。
キジトラ?ムギワラ?の女の子さんも、こんにちは。
キジトラ男子は不在でした。
飼い主さんが帰宅した形跡がありましたので、旨々のウエットを少量。
柵ワンコは、はじめ僕が近づいても眠ったままでした。
飼い主さんにご飯をもらいかわいがってもらって満足していたんでしょうね、よかったね。
オヤツをどうぞ。
アオッパナでてるぜ、大丈夫か?
みんなまたね。@15:28
■交差点の家(帰り道)@15:35
あ、猫影だ!ラビちゃんかな…
いいえ、はじめましての「タラ」ちゃんでした。薄い色のサビ猫のと呼べばいいのですかね?
目付き以外はとてもかわいいですね 笑
わ、わかったよ、帰ればいいんでしょ、帰れば。@15:42
■小宮牛舎のBOX
「小夜」ちゃーん@15:59
ああ、もう16:00です、このくらいの時間になると精神的圧力を感じ始めます。
そろそろ本気でマキマキしないと予定の訪問先を回りきれない計算。
で、しっぽを立てて餌場に連れて行こうとするのも、かわいいんです。
ドライフードは残っていました。
アライグマが入っていることを突き止め、登りにくいように工夫のされた給餌台です。ボランティアの「まだお」さんが改良をしてくれたそうです。
改良部分の写真を撮り忘れ&ピンぼけごめんなさい。
そして、急いでいてもいい猫モデルさんに会えば話は違います(笑)
伸び写真がちゃんと撮れたから白状しますが、以前あせってせっかくの伸びをピンぼけのまま連写したことがあります…ここで。
「ちゃんと撮れてるの?」
小さくて黒いから小夜。
小さい体で、アライグマの群れが訪れる場所で生き抜いています。
飼い主さんの避難から3年以上、野生との境界のない世界を生き抜いてきました。
飄々とした態度を見ていると、いつだって生きて会えるのが当たり前と錯覚しそうになります。
またね。
小夜ちゃんとバイバイする。@16:35
日没まであと2時間くらいでしょうか…さぁいよいよ飯樋地区の給餌BOX巡りの旅がはじまります。
[つづく]
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