飯舘村黒白猫4姉弟のお話 その2
「飯舘村黒白猫4姉弟」No.2
出演 すみ♀ おたべ♀ のり子♀ ふく♂
すみちゃんの叫び 「※△%◯☆▲※◎★●!?」
僕の希望を打ち砕き、長い戦いになることを覚悟させた名作
前回、「子猫全員を保護・・・保護の時は、もう必死で一枚も写真を撮っていません(T_T)」までお伝えしましたが。。。
その2では、子猫たちが飯舘村から東京へやってきてからの数日をご覧ください。
福島の被災地に荷物をたくさん積んでいけるように、雪道でも大丈夫なようにと昨年購入した中古のレガシィくん。
とはいえ、まさかネコをこんなにたくさん積んで帰ってくることになるとは・・・
この日は、黒白子猫4姉弟の他に、姉弟の母猫(不妊手術のため保護)、別の場所で保護した子猫2匹の合計7匹を連れて帰ってきました。
↑がんばるレガシィくん(平成12年生まれ)
福島の被災地で保護した猫たちのほとんどは、お腹に虫がいると話を聞いていたため「ほかの猫に感染したら大変だ!それは無視できん」(寒。。。)と子猫隔離部屋をつくりましたよ。
一緒に福島に行ったおーあみさん(福島原発20km圏内犬猫救出プロジェクトのリーダー)に、中ケージを4つ貸して頂きました。
このなかなか立派な子猫部屋で、「よーし、子猫たちとすぐに仲良くなってやるぞ!」と希望に燃えていた僕ですが…
「そうだよな…そう簡単にはいかないよね…」と、すぐに希望の炎を弱火にすることになりました。
すみちゃん…そんな目で僕を見るなよ(T_T)
おたべ…そんな目で僕を見るなよ(T_T)
すみちゃん(黒)絶叫&おたべ(黒白)泣きそう…
僕「・・・(T_T)」
ふくちゃん(黒白)とのりこ(黒)の冷たい視線…
マイナス10度はいってましたね(T_T)
※のりこは、極度の怖がりだったため当初は写真さえ、まともに撮らせてくれませんでした。この写真は、少し日にちが経ってからのものです。
そんなこんなで、僕の希望は弱火になりましたが、
検便用のうんちを持って翌日病院へ
ペンギンのものまねをするおたべ(ウソです)
初めてのことばかりで子猫たちは、相当なストレスを感じていたはずです。
でも、みんなよくがんばってくれました。
検便の結果は、やはり寄生虫がいっぱいでした。
「コクシジウムは、なかなか落とせないよ」とおーあみさんに言われていたので、コクシジウムとはご縁がないことを祈っていましたが…
しかし、病院の先生や看護師さんたちに
「いろいろ珍しいのを持ってきてくれて、ありがとうございます。」
と喜んでいただけました。
どうやら、マンソンなんちゃらなどが出るのは、東京では珍しいようです。
ちなみに、「被災地の猫は、マンソンほぼ100%でるよ(笑顔)」と、これもおーあみさんに言われていましたので、ショックは微小でした。
マンソンはカエルを介して猫に寄生することが多いそうです。
被災地の猫たちは飢えをしのぐためにカエルを食べており、そのためマンソンなんちゃらの寄生率が高いのだそうです。
最後に、保護4日めの姉弟の映像を、よろしければどうぞ
かわいい…なごむー…ということはないと思いますが(笑)
飯舘村黒白猫四姉弟 保護4日目「これはダメかも」編 (36秒)
(つづく)
よろしければ、その1や過去に子猫たちとの出会いから保護までについて書いた下記の記事もご覧になって下さい。
Yutaka Kamimura Photojournal
子猫たちとの出会い
子猫四姉弟が飯館村で暮らしていた頃
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