14/12/14 飯舘村レポート1:冬のはじまり
12月13日昼、ふと思い立ちました、「明日飯舘村に行こう」。
ふと思い立ちましたが、福島はもう雪が降っています。
スノータイヤに履き替えなければなりません。
「爪とぎ交換は俺にまかせろ!」
とは決して言わない「まるまる」
それに、選挙の投票にもまだ行ってません。
給餌間隔の空いている地区を教えていただこうと、飯舘村犬猫ボランティアのパパ的存在「日比」さんに連絡。
「今週の飯館村は閑古鳥がないていました。私は青息吐息の毎日でございましたデス えーんっっっ」
電話でお話をしたらお元気そうでした、が、カラ元気とのこと(笑)
なんと、村の帰りに「家で夕飯を食べていきませんか」とお誘いいただきました。
嬉々としてお邪魔させていただきます!
つい半月ほど前まで飯舘村で暮らしていた「ラビ」はソファーでお寛ぎでした。
■前田の牛舎
この日は、村の北部を久しぶりに訪れました。
はじめて訪れるお宅です。猫がたくさんいるらしい。
山木屋の「ゴエモン」風味のオス猫がしっぽピーンで姿を見せました!
が、僕の横を駆け抜ける。
まんまる三毛。
まるまるなのは冬が厳しい証。肥満ではなく、寒さに耐えるため皮下脂肪をたくさんたくさん蓄えています。
温かいご飯を用意していると、まんまる三毛ちゃんが近寄ってきました。
人なつっこくないのにすぐそこまで来るのは、とにかくお腹が空いていたから。
この子がここの腹ぺこリーダー。
晴れていましたが、空からは粉雪が。
本格的に雪が積もるのはもう少し先、しかし凛とした冬の空気が肌を刺します。
■メェメェとマァマァ
久しぶりの訪問です。最近はお腹を空かせていることが多いと聞いていました。
視線の先にはいつのまにか猫。
猫たちは黒い袋の傍らを行き来しています。
玄関前は「0.78」マイクロシーベルト毎時。
人が住んでもいいとされるのは「0.23」以下。
いつの間にか、後から姿を見せた猫が半地下体勢でご飯を貪っていました。
メェメェにうるさいことを言われながら。
この細い体で冬を乗り越えられるのか不安になります。
アメリカンショートヘアーミックスの小柄な子です。
おひさまが顔を出しても氷点下のまま。
日差しがとてもとてもありがたく感じられました。
あれから4度目の冬がはじまりました。
[つづく]
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