おたべとのりこ
「おたべ」と「のりこ」
2012.6.30 福島県飯舘村
保護される前日のおたべとのりこ。
そして、最近のおたべとのりこ。
おたべ 6歳女子
のりこ 6歳女子
何度も書いていますが、おたべ、のりこ、そして兄弟のすみちゃん、ふくが、私の家族となったのは、彼らが私が被災地で出会った最初の子猫だったからです。
もし私が別の猫を保護していたら、彼らはもうしばらく命の危険と隣合わせの世界にいたはずです。
おたべものりこも、家に来て数ヶ月で彼らから警戒の表情は消えました。
自分の身に置き換えれば、緊張の中暮らす毎日はあまりにキツイと想像します。
野良猫3年、家猫15年と言われる平均寿命。
もちろん長生きの野良猫もいます。
しかし、病気や怪我が致命傷になったり、事故で突然命を落としたりなど、家猫に比べて常に命の危機にさらされているのが平均寿命に現れています。
自由奔放に過ごす野良猫に、心癒されるかもしれません。
人前では猫たちは無邪気に振る舞うかもしれません。
しかし、彼らが日々直面している命や健康を脅かす危険も想像してください。
当たり前のことですが、野良猫も家猫もみんな猫です。
あなたも私も、みんな人間です。
人間も動物も、みんな喜怒哀楽を持った命です。
みんなが幸せを感じられる社会を実現したいですね。
差別や偏見のない、他者を思いやれる人間になりたいです。
優しい社会を、まず自分の周りから作っていきたいと思っています。
「Call my name 原発被災地の犬猫たち」の写真展会場のみで販売していたグッズのネット販売をはじめました。
https://nekotoru.theshop.jp/categories/1093118
・写真展パンフレット
・猫の形ポストカード
・猫の形しおり
・2019年版カレンダー 8月下旬予約スタート予定
福島の被災地での撮影や、写真展の開催にはお金がかかります。
現状、別の撮影で得たお金を、福島の被災地に関する活動資金に当てています。
今後、福島の被災地に関する活動からも、できる限り収入を得て活動の質量を高めたいと考えています。
私の活動や写真と記事をご支持いただけたり、価値を認めてくださる方は、グッズをご購入いただけますとうれしいです。
よろしくお願いいたします。
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