「飯舘 残された命」別冊発刊(毎日スポニチTAP-I)
「飯舘 残された命」毎日スポニチTAP-iの別冊が発刊されました。
8月から9月にかけて連載した「マメのつぶやき」「小春のなみだ」「シロのねがい」「のら猫のひとりごと」「うたのゆめ」を一冊にまとめていただきました。
スマートフォンやタブレットをお持ちの方は、ぜひご覧になってください。
僕はiPhoneで以下の手順をふんで別冊を見ました。参考にしてください。
1. 毎日新聞社Webサイト(http://mainichi.jp/info/)で、ウェブ会員登録(無料)をし毎日IDを取得する。
2. iPhoneやiPadに「毎日ビューアー」アプリをインストールする。
毎日ビューアートップ画面の「刊行物」内に『別冊 飯舘 残された命』があります。
●毎日スポニチTAP-i(毎日新聞社Webサイトより転載)
毎日スポニチTAP-iは、タブレットとスマートフォンに特化した新しいニュース媒体です。
iPadやiPhone、Android OS端末向けに、新聞にはない多くの写真や図でニュースを伝えます。
政治、経済から社会、スポーツ、エンターテインメントも充実。
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別冊の発刊にあたり、まえがきを書かせていただきました。
「原発被災地・福島県飯舘村には、住人の避難後もおよそ200頭の犬と400匹の猫が暮らし続けています。
空腹、孤独、野生動物の脅威、暑さや寒さ、そして放射能・・・・・・。
彼らは過酷な環境にさらされながら4回目の冬を迎えます。
「飯舘 残された命」には8頭の猫と犬が登場します。みな名前を持った唯一無二の尊い命です。あなたのそばにいる猫や犬と何も変わりません。
「もし私の猫や犬が、マメだったら、シロだったら」と想像してください。
村の飼い主の気持ちを想像してください。
それが東京からおよそ250kmの場所に、今もある現実です」
「マメのつぶやき」
登場する8頭のうち、小春はこの世を去り、うたまるは「おーあみ避難所」に保護されました。
他の6頭は、今も飯舘村で暮らしています。
まめ、シロ(犬)、うたの3頭は、再び飼い主と暮らせる日を待っています。
ハチ、シロ(猫)、ラビは、飼い主がいないため、あてのない命の旅を続けています。
「飯舘 残された命」で彼らが語る言葉は、彼らの目や仕草、生活から感じたものです。
のら猫のハチとシロ
「今の暮らしは大変かって?
うーん、考えたことないよ。
今を生きることだけを考えてる。
とにかく僕らは今を生きているんだ」
元のら猫になったうたまる
「村では腹減って生きにくかったぜ。助かったよ」
人の行動には彼らの命を守り、運命を変える力があると信じたいと思います。
毎日スポニチTAP-i「飯舘 残された命」別冊を、ぜひご覧になってください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
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