まるまるの回想録(ろ)なわばり
鋭意作成中の「Tabby Photo」の猫写真教室でお配りするプリントのお話。
中山祥代さんを説得して…うそです(笑)、こんな写真を撮るテクニックを披露してもらうことになりました。
驚くことに、中山さんが一般家庭で特別な機材を使わずに撮影しています。
※みかんは特別らしいです(笑)
ちょっとした工夫で写真は確実に変わります!
お家で猫さんを撮るのに使える技満載のフォトレッスン、いよいよ来週です!
6月24日(水)は昼レッスン、夜レッスンとも、残り数席です。
ご検討中の方は、お早めにご決断を!(笑)
詳細&お申込み方法⇒www.facebook.com/tabbyphoto
じんせいはたびじだよ
ながいことごはんをもとめてさまよってきた
ほうろうにもあきてきたよ
いかくしてもごはんがでてくるいえは、そうおおくないぜ
よそじゃいつもおこぼれにあずかってたんだ
ここでは、いろんなやつとはちあわせるな
たべることはいきることだろ
たにんをけおとしてでも、なんとかやっていかないとな
からだがおおきいのはこううんだったかもな
けんかはすきじゃないけど、うでっぷしはよわかないよ
ここにはふじゆうなやつらもたくさんいるよ
でもはらはへらしてないみたいだな
ここをなわばりにするってのは、にんげんにはつめをかくすってことだよ
ほかのやつらのしょせいじゅつをみてきたからな、だいたいわかるよ
いたいめにもあってきたから、なかなかにんげんにこびうるきにならなかったけどな
ちょっとつかれたな
しばらくここにいすわるよ
はらいっぱいたべるゆめをよくみてきたな
お、ごはんのじかんか
あーーーーー
ふう
あぶなかったよだよ
ごはんですかだよ
ぼく、まるまるです、だよ
まるまるが、どのくらいの時間のら猫だったのかはわかりません。
おぼろげな記憶をたどれば、それが1年2年でなかったのは間違いありません。
まるまるのかつての顔を見れば、彼の過ごしてきた時間が生易しものでなかったと想像できます。
日々、瀬戸際にいれば我々だって険しい面持ちになってしまうでしょう。
まるまるは、ごはんに釣られて家に居着きました。
どうどうたる体躯を誇っていたものの、きっぷの良い食いっぷりは彼が飢えを経験した証のように思えてなりません。
一方で、人に心を開いた柔軟性は、彼が人の優しさにも触れてきた証なのかもしれません。
とにもかくにも、まるまるは家をなわばりにすると決めたようでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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