米といねの日記12 2015/2/26 ひっこみじあん
「米太郎」と「いね」は、原発被災地・福島県飯舘村出身。
人の住めなくなった場所から来て、人の家族になることを目指す彼らの日々を綴っています。
ぼく、こめたろうです。
このまえは、しゃべりすぎてしまいました。
ほんとうはひっこみじあんです。
だいめいは「いねとこめのにっき」がよかったですが、ぼくが「こめ」だけにへったのでがまんします。
かんなさんは、にんげんにこびをうります。
おおもりのためみたいです。
そぉー。
ごはんは、こっそりはです。
あっ。
かんなさんはびんかんです、ごはんってひびきに。
きのうはいねちゃんのごはんをよこどりしていました。
あぶないこうはいです。
ひゅーひゅーひゅー
きをそらせたようです。
びじんかはよくわかりません。
きづかれてしまいました。
いつもみたいに、にんげんのいないときにたべにくればよかったです。
かんなさんからごはんをまもるのはたいへんです。
きょうはかりかりだけです、しけています。
いねちゃんはいれもののつかいかたをおぼえました。
せんぱいのぼくのまねをしたみたいです。
ひっこみじあんまでまねをしています。
いねちゃんにはうちきなふりはやめてもらいたいです。
そうすれば、ぼくがめだたなくなっていいとおもいます。
おちつきます。
『米といねの日記13 2015/2/28 どこふくかぜ』につづく
米太郎といねの成長記録は下記からはじまります。よろしければご覧ください。
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笑いました。
かんなさんはごはんのために人間にこびをうる。って。。