ミミとダディ(2021/5/13)人間トリガー

「ダディ」の暮らす庭に私が車で入っていくと、ダディは右に左に弧を描いて駆け出します。
荷台でフードやらリードをガチャガチャ準備していると、「ミミ」がどこからともなく姿を現します。

ミミがご飯に気を取られている間に、ダディの散歩に出発します。
ミミは暇だと散歩に付いてきます。
交通量は少なくても、時折スピードを緩めず車が通り過ぎます。
万が一があると嫌なので、ミミを振り切るようにしています。

ダディは30分から40分、調子が良いと1時間くらい歩きます。
猿の鳴き声がしたりイノシシに遭遇すると、ダディは速攻回れ右派です。
気が優しいタイプ。

そんなダディも、ミミにはしつこくまとわりつきます。
見るからにのんびりしているミミも、猫としては弱チームかもしれません。
捕まえたネズミを取り逃がし、トムとジェリーみたいな追いかけっこを目撃しました。

前の週、ダディ家のお父さんと私がのんびりお喋りしている間、ダディもミミもくつろいでいました。
この日は、お父さんが不在でしたので、私ひとりでくつろぎ時間の再現を試みました。
ダディの近くに腰を下ろすと、ダディはずっと私に呼びかけてきます。
もうダディと戯れるしかありません。
すると、ミミが仲間入りしました。

しつこく舐め回すダディ。
猫パンチを発射するミミ。
私の元に避難するミミ。
追いかけてくるダディ。
ダディはたまに私の顔を舐めにもきました。
自由の身のミミは、いつでもあっちに行けるのにしばらく混乱の最中に。

ダディもミミも、人がいることがトリガーとなって心が活発になります。

良い写真が撮れました。
それは、ダディともミミとも良き関係が作れているからだと思っています。

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