米といねの日記18 2015/3/16 しじみさんとまるまるさん
「米太郎」と「いね」は、原発被災地・福島県飯舘村出身。
人の住めなくなった場所から来て、人の家族になることを目指す彼らの日々を綴っています。
ぼく、こめたろうです。
よねたろう とよばれても こめたろう ですとせんせいにいえません。
ふゆのまどぎわ、
さ、さむくありません。
よねたろう、あたしのかりかりたべたわね。
あたし、いねっていうの。
しじみさんのかりかりをまちがえてたべてしまったの。
あたしかりかりはなのよ。
あたしはなよめしゅぎょうにでることになったの。
かわいいけいでうりこみたいわね。
だからしろがきとしろまんじゅうに、もうしゃーしないわ。
しじみさんはかんなさんより、こわっ、か、かわいいです。
うえにはうえがいるわね。
おじさん、おじさん、そこあぶないです。
ぼくまるまるだよ。
きみがこめたろうくんなのかだよ。
おとこならきりっとだよ。
まるまるさん、またあったわね。
しじみちゃん、あいかわらずだねだよ。
ねこはうすはただしくつかわないとだめなんだよ。★
あるあさ、しじみさんは、はなよめしゅぎょうにたびだちました。
べつにほっとなんかしていません。
ほっ。
あたし、みいさんのおうちではなよめしゅぎょうをするの。(※1)
かわいいけいをつらぬくわ。
こめたろうくん、うちにはいれてよかったねだよ。
そとはあぶなくていやだねだよ。
いてててて。(※2)
ぼくも、しじみちゃんによくしゃーされていたよだよ。
そとよりしじみちゃんのほうがこわいかもしれないよだよ。
しょうこをみせるねだよ。
あのときはびびったよだよ。
こめたろうくん、いねちゃん、よろしくねだよ。
※1
長く外猫として面倒をみてきたしじみの里親募集にあたり、僕はしじみへの想い入れが強く冷静な判断ができると思えませんでした。
協調性にやや欠けるしじみの性格を考え、隔離した保護空間を持っているみいさんとハハさんに里親募集をお願いすることにしました。
預りをみいさんが、里親募集をハハさんが、お二人が力を合わせしじみの幸せを探してくれます。
お二人とも長く個人で保護譲渡活動を続けてこられ、経験も実績も豊富で信頼できる方です。
しじみを快く受け入れてくださったお二人に感謝いたします。
※2
まるまるは、家に住み着いていた外猫です。
猫との喧嘩で耳に怪我を負い血膿を滴らせていたため保護しました。
耳の傷は快方に向かっています。
今後のことはまだはっきりとは決めていません。
『米といねの日記19 2015/3/17 てりとりい』につづく
米太郎といねの成長記録は下記からはじまります。よろしければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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