【44】さくら

さくら

2020年4月29日

小さな体をゴムまりのように弾ませる「さくら」。
白い毛が増えても、娘たちを差し置いて「わたしもわたしも」と言わんばかりに甘えたり、真っ先におやつを頬張る大人げなさがチャームポイント。
飼い主の車に先導されて自由に走り回るのがさくら親子の散歩。犬たちのうれしい楽しいが、遠くで見つめる私にも届きました。
最近は広い柵の中で暮らしているさくら。穴をほって脱走したのか、私の車に駆け寄ってきて、ドアを開けると膝上に飛び乗ってきました。
彼女の家の目と鼻の先には、いまだ放射性廃棄物が山積みになっています。さくらが家族との暮らしを取り戻す日は見えません。
人が大好きな彼女にこれからも会いに行きたいと思っています。

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