【41】マリ

2020年7月8日

「マリ」は以前、他の犬に攻撃的だったり、目を合わせずに散歩するなど、気難しい一面が見え隠れしていました。
あっちはどんな景色だろう、こっちには何があるだろう、そんな動機だったかもしれません。
マリと一緒に彼の美しい故郷を散歩するのが、私の楽しみになっていました。
マリが思うままに進んだり、足を休めてマリに声をかけたり。
だんだんマリと目が合う回数が増えていきました。
呼びかけると、「おやつくれるの？」と目をキラキラさせて歩み寄ってくるようになりました。
気持ちが通じたようで、私はとてもうれしくなりました。